2010年7月アーカイブ

皮膚の主成分はタンパク質です。


そして、このタンパク質を支え、肌に張りを与える働きをしているものが、弾力線維や膠原線維と呼ばれるものです。


弾力線維は「エラスチン」、膠原線維は「コラーゲン」という物質からできていて、皮膚細胞の間をつなぎ合わせて肌全体の弾力と張りをつくり出しています。


これらの組織のまわりに汗や脂肪の分泌腺があり、さらに毛細血管が張りめぐらされていて、水分や栄養分を補給しています。


この皮膚のさらに下には筋肉があり、伸びたり縮んだりしながら、さまざまな顔の表情をつくり出しています。


ところが、弾力線維や膠原線維がもろくなると肌の弾力がなくなり、たるんできます。


ちなみに脂肪を使った豊胸手術をした胸は、こういった心配はありません。


皮膚は筋肉のように伸縮自在ではありませんから、たるんだ皮膚が折れ重なり、シワができるのです。

さらに老化が進んで筋肉までたるんでくると、筋肉も皮膚も、その間の脂肪も垂れ下がってしまい、いっそうシワを目立たせてしまう、というわけです。

年月の流れとともに、人は誰でも年をとっていきます。


さまざまな場所で、いろいろな経験を重ねながら、人としての深みを増し、豊かな人間性を身につけていきます。


その一方で、体は少しずつ衰えていきます。


張りと潤いにあふれた素肌にも老化は訪れ、やがてシワが刻まれるようになるのです。


生きている以上、体の老化を止める手だてはありません。


それでもなお、若さを保ちたいという願望は、誰もが持っているものです。


「美しくなりたい」という想いと同様、これも普遍的な願望なのでしょう。


美容整形は、こうした人々の願いにも応えてきました。


「フェイス・リフト」と呼ばれる、シワ取り手術がそれです。


その手法も、脂肪を使った豊胸手術などの他の美容整形と同じく、めざましい進歩を果たしてきました。


痛みや後遺症を心配することなく、安全で確実な手術を安心して受けられるようになったのです。


さらに、皮膚のコンディションを整え、老化のスピードそのものをゆるめるようなアプローチもなされてきました。


肌を老化させる要因は何か、健康な肌を保つには何が必要なのか。


まずそこに注目して、老化を防ぐ手だてを探ってきたのです。


具体的にお話しする前に、まず肌の構造と老化の原因について、説明します。

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