シリコンゲル
これは顔面のしわとりにも使われ、取り返しのつかない状態で美容外科に行く方もいます。
1975年頃からは、シリコンゲルをシリコンラバーのバッグに封入した、シリコンバッグが普及し、乳房下部やわきの皮膚切開を通して、乳腺下や大胸筋下に入れる方法が一般的になりました。
確かに、注入された場合よりは、長く安定しているように思えますが、実際にはバッグの周囲の被膜形成や、バッグ自体の破潰や融解により、注入した場合と何ら違わない症状をきたしている方は多数おられます。
1990年代の前半に、アメリカのFDA(食品や薬品の販売を許可する部署、日本でいう厚生労働省のようなところ)の勧告があり、日本でもシリコンバッグは禁止されました。
その後は生理食塩水バッグが豊胸手術の埋入材として日米を席巻しましたが、ヨーロッパなどでは、シリコンバッグは生き残り、あわせてハイドロジェルをシリコンのシェルに封入したバッグも開発されました。
日本の厚生労働省は、これら埋入材の使用には認可も不認可も下さず、医師の裁量に一任しているようです。
ですから、このような手術を受ける前に、埋入材の種類、メーカー、製品番号と手術後のケアなどについて、厳重に執刀医に記録してもらい、インフォームドコンセントに付加してもらうべきです。
やはり、自分の脂肪が1番安心だということでしょうか。
コメントする